「友人が太ると自分も太る可能性が高くなる」というデータがあります。身近にいる人が太っている場合、あなたも太りやすくなるということです。これは本当でしょうか?

よく「自分が太っているのは親からの遺伝だ」という人がいます。確かに、家族全員が丸々と太っている一家が存在することは事実です。

しかし、どんなに両親が太っていていたとしても、やせている人もいます。やせている人はやせるクセ(習慣)を身につけているのです。

このことからも「本人の生活習慣や食事に対する意識」が太るかやせるかを決めていることがわかります。

私の家族もどちらかといえばデブ家系です。しかし私は、自分の太るクセ(習慣)に気づき改善することで、70kgあった体重を17kg以上落とし、現在もリバウンドすることなく目標体型に向けてダイエットを続けています。

やせていく中で、私は実にたくさんの「食に関しての太るクセ(習慣)」を持っていたことに気がつきました。逆にやせている人は「やせるクセ」を自然と実行しています。

私は彼女たちの「やせるクセ」に気づくたびに、それを真似するように心がけることでやせることができました。

今回は、この「太るクセに気づく方法とその改善方法」について説明していきます。

気づいていない「太るクセ」を知る

やせるためには、自分が気づかずに行っている「太りクセ」を知る必要があります。そのためには、どのような行動をすると太るのかを学んで、客観的に自分の日常生活を見直すことが必要となります。

私の場合、本気でやせようと考えるようになるまで「自分が太りやすい行動を日常的に行っている」など夢にも思っていませんでした。理由は家族や友人も同じような太る行動を、当たり前のように行っているからです。

例えば、私の実家の目の前には自動販売機があります。そして仕事や勉強がひと段落すると、兄弟や近所の友人と自動販売機で缶コーヒーやジュースを買って、甘いものを飲みながら道端でたわいのない会話をしていました。

私は「砂糖がたっぷり入っている缶コーヒーやジュースなどを毎日数本飲む」という行動を、子供の頃から当たり前に行っていたため、太る行動だとは全く気づいていませんでした。

社会人になってからも、「通勤時や職場の休憩中などリラックスしたい時に、自動販売機で甘い飲みものを買って飲む」という太るクセは変わらず、どんどん太っていきます。

また人間は行動範囲内で友人が増えていくので、同じような太るクセを持っている太った友達が増えていきます。そして太った人間に囲まれているため、「自分が太っていること」や「太る行動をしていること」を自覚できていないのです。

このように太っている人は、「自分の太る行動習慣に気づく」ことがやせる上で必須条件になります。では、どうしたら気づくことができるのでしょうか?

太るクセ(習慣)を知ることから始めよう

太るクセは、大きく分けると「食習慣、生活習慣、心の習慣(メンタルマネージメント)」の3つから成り立っています。

この3つの主な太るクセについて、いくつか紹介します。

主な太る食習慣

  • 甘い飲みものやデザート(カフェラテ、チョコレート、ケーキなど)が好き
  • 冷たい飲みものやデザート(アイスコーヒー、アイスクリームなど)が好き
  • 漬物など濃い味付けのおかずが必ず冷蔵庫にある
  • 自分へのごほうびはお菓子やデザートなどの食べものが多い
  • 友達よりも早く食べ終わる(早食いしやすい)
  • 食べ残しはもったいないので完食する
  • お酒を飲むときは暴食(食べ過ぎ)してしまう
  • 食品のカロリーは必ずチェックするが原材料表記は見ない
  • おかずが豊富な定食や幕内弁当よりも、丼もの、ラーメン、チャーハンなど単品料理をよく選ぶ
  • 食後にデザートは欠かせない
  • お菓子などの間食をしたら食事を抜いて、摂取カロリーを調節している
  • オフィスや自宅にお菓子の保管場所がある

主な太る生活習慣

  • 毎日、鏡でボディラインのチェックをしない
  • 1週間以上体重計にのっていない
  • 部屋がいつも散らかっている
  • 日常生活で30分以上歩くことがほとんどない
  • 最近は洋服を買い物することがほとんどない

主な太る心の習慣

  • 「明日からダイエットを頑張る!」とよく言う
  • 目標体重は決まっているが、具体的なダイエットプランは決まっていない
  • どちらかといえば完璧主義者
  • ダイエットをしていることを人に知られたくない

実はこれらは私が持っていた太るクセでもあります。

私はこれまでダイエットのために、スポーツジムに通ったり高価な補正下着やエステにお金をつぎ込んだりしたことがあります。しかし、毎回1〜2kgやせてはすぐにリバウンドして、逆に体重が増えて失敗に終わっていました。

その理由は、運動や生活習慣が変わっても、食生活が全く改善されていなかったからです。上のリストを見てもわかるように、食に関する太るクセは全体の7割を占めています。

食事習慣の改善が一番効果的なダイエット法

ダイエット専門のトレーナーから「やせるための効果は食生活の改善が8割、運動習慣は2割なので、まずは食生活を改善しましょう」とのアドバイスを受けたことがあります。

どんなに運動して消費カロリーを増やしても、食事が不健康なままでは摂取カロリーが多くなったりデトックス機能(代謝や排出する機能)が低下したりして太ってしまうからです。

もちろん太る食生活を止めるためには、生活習慣や心の習慣が密接に関わってきます。

また、運動習慣やメンタルマネージメント(やせやすい考え方をするように心がけること)は、やせるために必要な条件です。

しかしダイエットを成功させるためには、「まずは食習慣を見直すことが一番の近道」になります。では、実際に私が行った食生活を見直すためのやり方を紹介していきます。

ダイエット本やインターネット記事は欠かさず読む

太っている人に共通する点として、「やせたいと思っていてもダイエットについて深く学んでいない」ことが挙げられます。そのため自分が太っている原因に気づくことができません。

太っている原因を見つけるために一番いい方法をしては、自分のロールモデル(目標とする体型を持っている人)を見つけてその人から学ぶことです。

私の場合は、本屋さんに行って「かっこいいな」と思う美容家やモデルを見つけ、彼女たちの本を買って読むようにしています。

またダイエットに関する本やインターネット記事は、常に意識して読むようにしています。

ロールモデルが発信しているメールマガジンやSNSの情報は、いつでも見れるようにしています。

そのような美容やダイエットに関する情報には、彼女たちが日常的に行っている「やせるクセ」がたくさん書いてあります。

そのやせるクセと自分の私生活を意識して比較することで、自分の太るクセに気づくことができるようになるのです。

ロールモデルとの比較は「太るクセ」を改善するきっかけ

例えば、私が読んでいるスーパーモデルや美容家の本には、共通して書かれている下記のような内容があります。

  • 間食には栄養価が高いナッツやドライフルーツを食べる
  • 白砂糖はむくみや老化の原因になるので、ミネラルが多い甜菜糖や黒糖などを使う
  • 活性酸素の原因になる添加物が多い食品(インスタントや冷凍食品)は食べない

これらは太っていた私からすると、びっくりする内容でした。なぜなら太っていた私は、下記のような太るクセを行ってダイエットをしていると思っていたからです。

  • 間食は太るから、してはいけない
  • 料理するときは煮物やおかずに白砂糖を使い「自炊しているからダイエットしている」と考える
  • インスタント食品が大好きなので、カロリーさえ抑えていれば食べてもいい

まず「間食をしないこと」は、これまで仕事の合間に甘いお菓子やコーヒーを食べたり飲んだりしていた私からすると、大きなストレスでした。

そのため、間食をしないように必死に努力しては継続できずに、結局ストレスから暴飲暴食をしてしまいリバウンドを繰り返していました。

しかしロールモデルとして設定している人(スーパーモデルや美容家)たちは、ストレスがダイエットによくないことを知っています。

そのため、間食はするけど身体にいいナッツやドライフルーツ、カカオ成分が70%以上のヘルシーなチョコレートを食べるなど、やせる工夫をしています。

飲みものも、香りよく程よい酸味があるローズヒップやハイビスカスのハーブティーや、自然な甘さがあるルイボスティーを飲むようにして甘い飲みものを上手に避けています。

また彼女たちは、下のような「食べないことで起こる栄養不足のデメリット」を知っています。

  • 筋肉量の低下による消費活動の低下
  • 脂肪を蓄えやすい体質になる
  • デトックス機能(排出や消化機能)の低下

このデメリットによりダイエットが失敗しやすくなるのです。

逆に私は「食べないことがダイエット」と勘違いしていたため、無理しすぎてストレスを溜め込みダイエットに失敗しています。

しかしロールモデルからやせる知識を得て、自分の日常生活と比較することで「自分のダイエットに関する間違った考え方」に気づくことができたのです。

このようにロールモデルを見つけて、常に情報を取り入れて改善することは太るクセを改善するためにとても重要です。

私は17kgやせた今でも、ダイエットの新しい知識を取り入れるために本や雑誌、インターネット情報を読んだり、ロールモデルとしている人の本を定期的に読み返したりしています。

常に「自分に改善できる太るクセはないか?」「また太るクセを行っていないか?」と追求することを心がけているため、リバウンドをしないでやせた身体を維持できるようになるのです。

そして私がこれまで改善してきた太るクセの中でも、一番効果があったのは食に関する太るクセの改善です。

手っ取り早くやせるには食生活の太るクセを改善することが先決

これまで述べたように、私はダイエットの目標とするロールモデルを持ち、彼女たちの生活を真似することで、ダイエットを成功させて今でもリバウンドすることなくやせ続けています。

彼女たちから学んでもっとも簡単で効果があったのは、「食生活での太るクセを改善する」ことです。

よく「運動するから何を食べても大丈夫」と言う人がいますが、これは間違った考え方です。それは基礎代謝量の内訳を知ることで理解できます。

運動だけではやせられない

基礎代謝量とは、人間が何もしなくても消費するカロリーのことをいいます。

成人女性の場合、1日の平均基礎代謝量は2000kcalです。この基礎代謝量を上げるために多くの人が行うことは運動です。

「運動して筋肉をつけて基礎代謝を上げよう!」「運動して摂取したカロリーを消費しよう!」というダイエットは間違ってはいません。

しかし、運動だけに頼ったダイエットは効率の悪いのです。

その理由は運動や筋肉増加で消費できるカロリーの消費量が低いからです。

人間の基礎代謝量の内訳

下記は身体の部位別にみた基礎代謝量の内訳です。

肝臓 筋肉 腎臓 心臓 その他
27% 19% 18% 10% 7% 19%

実は、筋肉による基礎代謝量は18%で全体の5分の1です。そのため、筋肉量を増やすだけでは基礎代謝量は大幅には上がりません。

その反面、肝臓と腎臓(じんぞう)、心臓などの臓器の基礎代謝量をトータルすると、44%と約半分近くになります。

このように筋力よりも内臓機能を高めた方が、より効率よくカロリーを消費することができます。

また女性は男性に比べると、女性ホルモンの影響で筋肉がつきにくい体質です。女性が筋肉をつけるためには、男性よりもハードに筋肉トレーニングを行う必要があります。

それよりも食事を健康的なものにして、臓器を元気にすることの方がよっぽど簡単です。

このことからも「運動してもなかなかやせない」理由が分かります。

運動によるカロリー消費は意外にも少ない

次に、食生活の改善が運動よりもダイエット効果がある理由のひとつとして、「運動によるカロリー消費は人が思っている以上に少ない」ことが挙げられます。要するに、食事制限をした方が運動をするよりはるかに効率がいいということです。

私も以前は、「運動するから好きなものを食べても平気!」という間違った考えを持っていたため、ことごとくダイエットに失敗していました。

朝からジムで30分水泳をしてから仕事に行き、残業疲れから夜は高カロリーなハンバーガーやフライドポテトを貪り、ダイエットをしているつもりになっていました。

例えば、クロールを30分以上泳いで消費されるカロリーは600〜700kcalです。

そして某ハンバーガーショップのセットメニュー(ハンバーガーとフライドポテト、ドリンクのセット)は、Sサイズを頼んでも700kcal以上あります。Lサイズならば1000kcal以上です。

これでは運動しても太ってしまいます。

また暴飲暴食をやめて運動をしていたとしても、食生活がインスタント食品やコンビニ弁当のように偏っているとなかなかやせません。

それは偏食から栄養不足になり、肝臓などの内臓器官がうまく働いていないからです。そのため基礎代謝量が下がってしまいます。また排出やカロリー消費などのデトックス機能が低下して、贅肉のつきやすいデブ体質になってしまうのです。

運動習慣はとても大切です。しかし早くダイエットの結果を出したと考えるならば、運動習慣だけではなく、「食生活での太るクセ」を改善してやせる食生活に変えていく必要があります。

では、実際に私がロールモデルとの比較で気づいた「自分の食に関する太るクセを改善した方法」をいくつか紹介します。

実例:私が改善した食の太るクセ

これまで述べたように私は多くの太るクセを持っていました。

そして、ダイエットに関する本を読み、自分に必要な改善策を知り繰り返し実践することで、やせるクセを身につけることができるようになりました。

実際に私がどのように太るクセを克服したかを一覧にしてみました。

甘い飲みもの、冷たいものが好き

私は今でも甘い飲みものを飲みます。しかしルールを決めて飲んでいます。

改善前 改善後
缶コーヒー、清涼飲料水、100%の果物のジュース 水、ノンシュガーのコーヒー、ハーブティー、スムージー、プロテインシェイク、炭酸水

基本的に喉が渇いたら水を飲むようにしています。水をこまめにたくさん飲むことで脳の働きもよくなり、空腹がまぎれたりします。

コーヒーやお茶を飲むときは、夏でもホットを飲むようにして内臓を温めるようにしています。内臓機能を高めて基礎代謝量をあげることができます。

甘い缶コーヒーや清涼飲料水(500mlのペットボトル)には、角砂糖15〜20個分の糖質が含まれています。想像するだけでゾッとする量です。

甘いコーヒーが飲みたいときはコーヒーショップで砂糖なしでオーダーして、自分で持参した天然由来の甘味料(ラカントやエリスリトール、黒砂糖)を入れて飲むようにしています。

100%の果物のジュースは、果物の糖質(果糖)が多いため太りやすいです。飲むときはスムージーを作って飲むようにしています。

炭酸飲料が飲みたくなったら、甘くないものを選んで飲むようにしています。基本的に冷たいものは飲まずになんでも常温かホットで飲むようにしています。

常温に慣れてくると、冷たい飲みものを飲むと胃が冷えるような感覚になります。

濃い味付けを薄味にする

濃い味付けのおかずは食欲を増進させるため、太りやすい体質になります。

薄味に慣れることで足や顔のむくみが解消されたり、糖質が多い主食(ご飯やパン、麺類など)を控えたりすることができます。

改善前 改善後
外食中心の生活、濃い味付けの食事 自炊中心、お弁当を持参する、薄味の食事

外食中心の生活になると濃い味付けに慣れてしまいがちです。レストランやコンビニエンスストアの食品には、添加物や塩分、砂糖、身体に有害なオイルが使われていることが多いためです。

私は毎日自炊をするように心がけています。そして塩分や糖分を控えめにして、薄味に慣れるように心がけています。

漬物は今でも大好きですが、市販のものはほとんど買わず手作りしています。市販のものは添加物や塩分、保存料が多く含まれているからです。

自分で作ることで昆布やしいたけなどで風味を強くして、塩分は控えめにすることができます。

また以前は毎日のように、外食したりコンビニエンスストアを利用したりしていました。しかし自炊するようになってからは、週に1〜2度ほど外食する程度です。

外に出るときはいつもお弁当や、間食用にナッツやドライフルーツを持参しています。

毎日自炊をしているとわかるのですが、外食が続くと使わなくなった食材が余って捨てるようなことがあります。

そのため、食材を無駄にしないためにもお弁当を持参する方が、経済的にいいことがわかります。

そして外食が減ることで自然と薄味に慣れていきます。

自分へのごほうびは身体と心にいいものにする

太っている人は仕事中の気分転換に甘い缶コーヒーを飲んだり、「今日は運動を頑張ったからお菓子を食べよう!」とケーキやチョコレートを買って食べたりしがちです。

私も太っていたときは「ごほうび=甘いもの、外食、ジャンクフード」という方程式を持っていました。

しかし、ごほうびが身体に悪い食べものになると、どんなにダイエットを頑張ってもすぐにリバウンドしてしまいます。そこで下記のように改善しました。

改善前 改善後
ケーキ、チョコレート、外食 美容品(マッサージオイル、化粧品など)、洋服、ヘルシーな食品、趣味や習い事、貯金

私はとにかく食べることが好きなので、この改善にはとても苦労しました。

そこで初めのうちは、自分へのごほうびに、ハーブティー、プロテインバーなど今まであまり買わなかったようなヘルシーなダイエット食品を探して食べるように心がけました。

 

しかしダイエットに成功してやせはじめると、今まで着れなかったような服が着れるようになったり、美容に気を使いおしゃれをすることが楽しくなったりし始めます。

特に女性は着飾ることで精神的にいい影響を得やすく、ダイエットに対するやる気もどんどん上がっていきます。

そうすると「500円で買っていたケーキを2回我慢して、マッサージオイルを買ってマッサージした方がやせるし、長く楽しめてお得だ!」「ケーキや外食で太りたくないし、せっかくならそのお金を貯めて、もっといいものに使おう」と考えるようになります。

今ではごほうびで使っていたお金は、趣味の習い事や美容の商品、貯金に使うようになりました。

最低月に1回は洋服を試着しにお店へいく

私が試してみて一番効果があったごほうびは、「毎月1回は新しい服を買うために洋服屋に行くこと」です。

実際に試着していい服がなければ買う必要はありません。「着てみたい」と思う服を試着することでさまざまな感情がでてきて、ダイエットに対するモチベーションをアップさせることができます。

ダイエットを始めてすぐは太っているため、「このサイズなら着れるかな?」と思った服がまったく着れない場合があり、非常に落ち込むことが多々あります。このような精神的なダメージがあるため、太っている人は無意識に洋服屋にいくことを避けるようになる傾向があります。

また洋服店によっては試着室に全身が見れるように鏡が複数あります。私は自宅で自分の後ろ姿を確認したくて撮影しましたが、なかなかうまくできません。

下の写真は私が太っていたときに、自宅で頑張って撮影した写真です。

しかし試着室であれば、普段は見れない自分の後ろ姿を見ることができます。すると、脇の周りやウエストラインに贅肉がついていることに気づくことができます。

このように自分のだらしない身体を直視できると、「摂取カロリーを抑えるために、身体にいいダイエット食品を探そう!」「脇の贅肉を落とすための方法をインターネットで検索してみよう!」など、具体的なダイエット計画を立てることができます。

そしてダイエットが順調に進むにつれて、以前は着ることができなかったサイズの服が入ったり、似合わなかったスキニージーンズ(脚のラインがくっきり出るデザインのデニムパンツ)が似合うようになったりします。

このように洋服のサイズなど具体的な数値の変動は、ダイエットのやる気をアップさせてくれます。

ダイエットのモチベーションが上がると、「夏までにビキニスタイルの水着を着れるようになろう!」「今まで履けなかったショートパンツやスカートを履けるようになりたい!」など、さらに高い目標にチャレンジすることができます。

私も、70kgあった頃は着れなかったサイズの洋服が着れるようになったときは、飛び上がりたくなるほど嬉しかったことを覚えています。

また女性はおしゃれの幅が広がると、より活動的になることができます。

「太っているときはダルマみたいで似合わなかった赤いドレスを着て、劇場にオペラを見に行こう」「次のデートで着る白いワンピースを探しに、ウインドウショッピングに行こう」など、太っているときは考えなかったような行動を取ることができ人生が楽しくなります。

活動的になることで、家でゴロゴロしていたときと違い自然と運動量も増えるようになります。

自分へのごほうびとして食べものへ手を伸ばすよりも、洋服屋で試着をして今の自分に似合う洋服を一着買う方が、よりダイエットが楽しくなる最高なごほうびです。

食事は小鳥のように食べるとやせる

多くの太っている人は、食事のときにガツガツと犬のように早食いしてしまう傾向があります。逆にやせている女性は小鳥のように少しずつ食べており、太っている人よりも倍近く食事に時間がかかります。

満腹中枢を刺激して満足感を得るためには、食事には最低20分の時間をかける必要があります。

私は犬のようにガツガツ食べるクセがあります。そのため食事時間は10〜15分と短いため、いつも必要以上に食べ過ぎてしまいます。

早食いのクセを治すためには、自宅での食事では下記のことを意識して実践することで、早食いを改善することができます。

自宅での食事中に早食いをなくすためのコツ

  • 1人で食事をするときは鏡を見ながら食事をする
  • 「ながら食べ」をしない
  • 食前にコップ一杯の水を飲み、食後に暖かいお茶を飲む
  • 食べ残しが出ないように料理を小皿に取り分けて食べる
  • 料理は柔らかくなりすぎないように調理し、よく噛んで食べる

鏡を見ると自分がどれだけ早食いしているかがよくわかります。また女性がガツガツ食べている姿は大食い選手権を見ているようで、あまり美しいものではありません。

早食いしている人は大食いになりやすく、満腹感を得るためにどうしても食べ過ぎてしまいます。早食いをなくすためには、食事を摂ることに集中することが大事です。

テレビやスマートフォンを見ながら食べると、自分がどれくらい食べているかわからなくなってしまいます。とはいえ、今まで行っていた「ながら食べ」を止めることはなかなか困難です。

そこで、鏡で自分の食べている姿を見ながら食べたり、料理をテーブルにたくさん並べて少しずつ小皿に取り分けたりしながら、時間をかけて食べるようにします。

これだけでも食事時間は20分以上になります。

それでも空腹になりやすい人は、料理に手をつける前にコップ一杯の水をゆっくりと噛みしめるように飲みます。すると、食事中の早食いが緩和されます。

そして食後に「まだ食べれるかな?」と思ったときは、温かい飲みものを入れて飲むようにします。自宅にはいろんな種類のお茶を準備して楽しめるようにしています。

空腹感と喉が渇いている感覚は非常によく似ています。そのため、空腹だと感じているのは水分が不足しているか、味付けの濃いものを食べて喉が渇いている場合がほとんどです。

水分を上手に摂ることで空腹感をなくすことができます。

また私は、野菜は大きく切ったり、玄米は雑穀や黒豆を加えて水分を控えめにして、食材を固めに調理したりするようにしています。

硬い食材はたくさん噛まないと飲み込めないため、自然と咀嚼回数が増えて満腹中枢が刺激され、食事の満足感を得やすくなります。

では次に、友人との外食中に行っている太りグセの改善策を紹介します。

外食は「先に食べ終わると負けのゲームだ」と考える

  • 一緒に食べている人より遅く食べ終わるように意識する
  • 一口食べたら箸をおく
  • 友人との外食では会話を楽しむ
  • 料理のオーダーは一気にせず1品ずつにする
  • 食べ残しが出たら持って帰る

外食中は「先に食べ終わると負けのゲーム」をしていると考えるようにすることで、友人や周囲にいる人よりもゆっくり食べることができるようになります。

相手が箸を置いたら自分も箸を置いて会話を楽しみます。そうすることで、早食いを止める練習になります。

また私は「食事を残すことはいけないこと」という教育を受けてきたため、外食では他人が残した分まで食べてしまうことがありました。

逆にやせている友人は当たり前のように食べものを残します。食べる速度がゆっくりなため、少量でもお腹いっぱいになるのです。

食べ残しが出ないようにするためにも、居酒屋やレストランでは一気に料理をオーダーするのは止めましょう。

一気にオーダーするとお腹が空いている感覚に任せて、あれこれ必要以上に頼んでしまうからです。そして「残すのはもったいない」と無理やり食べるような事態になりかねません。

レストランではコース料理を食べるかのように、まずはサラダや前菜を頼みましょう。そして食べ終わってから、次に食べたいメインの肉や魚料理を頼むようにします。最後に、ご飯や麺類などの炭水化物、デザートの順番で少しずつオーダーします。

すると料理が出てくるまで時間がかかるため、その間に満腹感がでてくるようになります。

お酒は暴飲暴食のきっかけになりやすい

私はお酒を飲むことが好きなので、以前は週1〜2回ほど飲んでいました。

しかしダイエットをはじめてからは、飲むことは月1回程度にして、安酒ではなく本当に飲みたい高価なお酒を1〜2杯だけ飲んで楽しむようにしています。

お酒は3杯以上飲むと、食欲に対する自制心が働きにくくなり暴食に走る恐れがあるからです。

また友人には「本気でダイエット中だから、私が飲まないように協力して」と伝えています。

もしそれでも無理やりお酒を勧めてくる人がいる場合は、「実は医者にお酒を止められている」「最近、お酒でアレルギーが出るようになった」などの飲めない理由を事前に準備しておくと便利です。

お酒は飲む回数が減ると「飲まなくても平気だ」と感じるようになるので、やせ体質を目指すなら飲む機会を減らすようにしましょう。

食事はカロリーよりも栄養のバランスを重視する

カロリーばかりを重視するあまり、多くのダイエット中の女性は無理な断食をしたり間食した場合の食事を減らしたりしがちです。

摂取カロリーが多すぎることはよくないですが、栄養のバランスが悪い食生活は基礎代謝量を下げてデブ体質になる原因になります。

そこでカロリーだけではなく、食品に含まれる栄養に気を使う必要があります。

食品を購入するときは必ず原材料をチェックする

ダイエットをしている女性ならば、食品を購入するときに商品の裏に記載されているカロリーをチェックする人は多いです。

しかし「原材料名」をチェックしていない場合が多く、気づかないうちに大量の糖分や食品添加物を摂取して、太りやすい身体になっている場合があります。

サラダにかける市販のドレッシングにも、多くの糖質や食品添加物が含まれています。

「ダイエットをしているのにやせない」と言っている女性の多くが、カロリー制限をしていても栄養バランスが悪い食生活をしています。そのため、基礎代謝量が低下して脂肪を溜め込みやすい身体になっているのです。

食品を購入するときは、原材料名をチェックして台所に単品として置いてないようなもの(果糖ブドウ糖液糖、酸味料、香料など)が入っている商品は避けるようにしましょう。

また甘味料や人工甘味料など食品に関する知識や、栄養バランスに関する知識をつけることはやせ体質を作る近道になります。

本や雑誌、インターネットなどを利用してやせるための知識を常に入手することが大切です。

まとめ

これまで述べたように、多くの太っている女性が自分の持っている「太るクセ(習慣)」を自覚することなくダイエットを行っているため、ダイエットの失敗を繰り返して体重のリバウンドをしています。

まずはロールモデル(ダイエットを極めている目標とする人物)を見つけることによって自分の私生活と比較し、自分の太るクセに気がつくことができます。

特に「食に関する太るクセ」を自覚して改善することで、多くの女性がダイエットに成功しています。

私もロールモデルを見つけて情報を得ることで、自身の食に関する太るクセをなくしてリバウンドすることなくやせることができました。

このように、自分の太るクセを自覚することでより楽にダイエットに成功することができるようになるのです。